育休取得すると職場で干されそう。
周囲に育休取得者いないから、取りづらい。
育休を取得しない理由は、復帰後の仕事への影響が大きいと思います。
確かに、ネットニュースなどでたまに見かけますよね。育休明けて復帰したら、職場に居場所がないとか。育休前の部署から突然異動になったなど。
そこで、実際に2018年に3ヶ月の育休を取得した私が復帰後に経験した3つの出来事を書きます。
リクルート活動に参加
私の職場でも、男性で育休を取得した人間はほとんどいませんでした。
取得しても1ヶ月が最長という状況でした。
ただ、昨今のライフワークバランスやダイバーシティの流れを受け会社としても男性の育休取得率は良いアピールになります。
しかも、3ヶ月と比較的長期間取得した人間は同業種でもあまりいないためアピール材料になったのです。
そのため、会社のリクルートブログに掲載されました。
育休取得前は、リクルートは花形の人間がやる仕事と思っていました。
しかし、育休という前例のない経験をしたことで自分の希少価値が上がったことを実感しました。
育休取得が当たり前になれば、このような経験はできなかったと思いますので取得してよかったと思います。
昇進
仕事を休むわけだから、当然昇進しにくくなると考えるのは当然の流れかと思います。
実際、私もそう考えていました。
しかし、上述したように育休取得した男性の希少価値は高いです。
また、職場によっては評価に影響しない休業期間を定めている会社もあると思います。
私の職場は、出産・育児休業に関しては5ヶ月以下であればその年の評価に影響しないとありました。
ご自身の会社の規定については、なかなか確認することないと思いますがよく確認することをお勧めします。
意外と休みやすい規定になっていることもありますよ?
育休による休業が評価に影響しない以上、あとは純粋な実力になると思います。
その時、同様の実力の人と同じことしかしていない人と、育休取得のように珍しい経験をした人間どちらを昇進させるかという決断を会社は行います。
育休した人でもちゃんと昇進できるんだということを社内外にアピールするなら、昇進させた方がトクですよね?
私の場合、育休取得に加えリクルートの経験もプラス材料になったようです。
もちろん、育休以外の仕事がちゃんとしていることは前提です。
職場の雰囲気
私はプロジェクトによってチームが編成されている職場です。
私が所属しているチームは、4〜15名ほどのチームで、いずれもリーダー格で在籍していました。
育休後は、元のチームに戻れないことを覚悟していましたが、復帰から2年経っても同じチームにおり干されてはいないようです。
また、現在7ヶ月間の育休を取得していますが、復帰後も同じチームに所属することが決まっております。
チームの雰囲気はそれぞれですが、みんな出産を祝福してくれます。
育休を検討している他のメンバーへのアドバイスを求められることもあります。
上司としても、自分の部下に育休取得者がいると理解者として評価されるためプラスになるようです。
最近の男性育休取得推進の動きを踏まえると、育休を取得したい人を干すというようなことはなかなかしにくいのではないでしょうか。
仮にそのようなハラスメントを受けた場合には、泣き寝入りせず専門家に相談が良いと思います。
私なら専門家に相談した後、すぐに転職します。
会社には、心理的安全性(※)が欠如しているので十分なパフォーマンスが発揮できません。
(※)ハイパフォーマンスを出すチームとそうでないチームの差は、自分がこのチームにいてもいいんだという心理的安全性が大きいんです。
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価値観の異なる会社に属するのはお互い不幸ですからね。
育休で気付けてよかったという風に思いましょう。
まとめ
周囲に育休取得経験者がいないと取りづらい気持ちはよくわかります。
私も上司に相談したときは、かなり緊張しました。
しかし、あっさりと上司から
いいんじゃない?
と言われすごく安心しました。
反対されたらどうしようという気持ちは非常にわかりますので、相談しやすい人から話してみるのはどうでしょう?
社内に味方が1人でもできたら、あとは増やしていくだけです。
せっかく大好きな人との間に子供が産まれるんです。
何もできず誰かに頼らないとすぐに死んでしまう赤ちゃん。
赤ちゃんを命懸けで産んでくれる奥さん。
この2人のそばにいて守れるのは誰がいますか?
ぜひ、後悔しないように家族で選択してください。
応援しています。私も頑張ります
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