みなさんは移住願望はありますか?私は、いつか海外に住みたいです。常夏の国がいいですね。
でも、いきなり移住するのってハードル高いですよね。特に会社員ですと、個人の都合で引越しできないですし。結局、老後に移住できたらいいなという人が多いのではないでしょうか。
しかし、会社員でも移住を経験する術があります!
それは、
育休を取得することです!!
はっ?育休ってことは、新生児いるから無理でしょ。という方は、もう少しお付き合いください。
育休とは、子供の誕生から1歳の誕生日までの間、子供の育児を目的として休業することができる制度です。休業ですので、給料は出ませんが、国から給付金が支給されます。細かい計算は割愛しますが、手取りで給料の8割程度を想定していれば概ね間違いないです。
つまり、
仕事しなくても1年間、国からの給付金で暮らせます。
もちろん、育児することが大前提です。
でも、夫婦二人で育休取得すれば、1年間休んで、どこにでも住めます。
私たち夫婦は、沖縄に1ヶ月のプチ移住をしましたのでご紹介します。
いつから移住した?どこに住むの??
私たちは、出産から1ヶ月の間を沖縄で過ごすことにしました。そのため、妻は先行して沖縄に移動しています。沖縄には、妻の姉が住んでいたので、生まれるまではそちらに滞在させていただきました。
いわゆる里帰り出産です。妊婦の飛行機移動のため、出産予定日の1ヶ月前に妻だけ先に沖縄に行きました。育児休業は、出産日からになるので先行して取得することはできないため、男は我慢です。
出産後は、一軒家を借りて私と妻と長女の3人で住んでいました。一軒家ですが、貸切ではありません。オーナーの方がワークショップを開催(ほぼ毎日)したり、我々が滞在中に2、3泊宿泊される方もいました。そのため、シェアハウスの方がイメージに近いかもしれません。
家族でシェアハウスというのは、気を遣って休めないという方もいるかもしれませんが、意外にすぐに慣れます。私も独身時代含めシェアハウスの経験はありませんが、思っていたよりも他人を気にせず暮らせます。もちろん、我々が滞在中はオーナーがお客様に子供がいることをあらかじめ説明いただいたおかげでもあります。
私たちが滞在したシェアハウスから見える景色です。手前は、多分私が作ったご飯ですw
普通に暮らしていたら、体験できないことばかりで刺激的な日々でした。長女も、色々な方に抱っこしていただき人見知りをまったくしなくなりました。
もちろん育児していましたよ?というか、育児しかしていません。シェアハウスは、テレビもwifiもないため家族の時間に集中することができました。自分の家で暮らしていると、どうしてもスマホを触ったりして育児に専念できないことも多いですが、誘惑がないので子供の成長をずっと確認することができました。
また、沖縄は車社会なため車が必須です。しかし、1ヶ月の滞在で車を購入するわけにはいきません。レンタカーもなかなかいいお値段します。そこで、
原付を購入して、1ヶ月後に売却しました。
正直、シェアハウスからスーパーまでの買い物程度でしたので原付で十分でした。知り合いのバイク屋に7万円でバイクを譲ってもらい、沖縄から戻る時に5万円で売却してきました。そのため、差額2万円で1ヶ月過ごすことができました。
病院の検診などは、タクシーを使用しました。タクシーを利用したのは2週間検診と1ヶ月検診だけですので、1ヶ月車をレンタルするよりもコストを抑えることができました。
育児しながら、沖縄の気候でのんびりと子育てをすることができました。
また私は、育休取得までほとんど家事をしない人間だったのですが、移住期間は自分でするしかないので家事スキルも身につけることができました。育児も同様です。育児は、父親も母親もみんな初めてです。そのため、二人で支え合いながらできるようになるといいと思います。移住して、誰にも頼れない環境だとやるしかないため成長も早いですよ?
プチ移住のデメリット
- 二重家賃
賃貸の場合、家賃が2重にかかります。完全移住なら、賃貸を解約できますが育休期間となるとなかなか難しいですよね。移住先の家賃を限りなく抑えた方がいいと思います。
- 誰にも頼れない
移住先では自分たちだけでどうにかするしかありません。私は、里帰り出産だったので生まれるまでは甘えさせていただきましたが、生まれてからは夫婦二人で乗り切りました。せっかく、夫婦二人で育休を取得したのですから、思いっきり育児するのがいいと思います。特に、女性は出産で体にとてつもないダメージを負いホルモンバランスも変化しています。そんな時、我々男性がサポートする出番です。出産までは、あまり出番のない我々ですが、産まれてからの子供の世話に性別は関係ありません。ぜひ、育児に家事に奔走してください。
まとめ
育休で移住しましたというと、サボっているようですが逆に育児しかできません。子供の成長時期に合わせて移住すれば観光もできるかもしれませんが、子供が1歳になるまでですのでやはり、育児がメインになると思います。プチ移住しながら、育児合宿も兼ねるといったところでしょうか。
会社からお金をもらわずに1年間生活することができる育休期間をぜひ利用してみてください。
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